天才ピアニストは愛しい彼女を奏でたい
「そうやって恥ずかしがるのも可愛くて仕方ない」

下の蕾に吸い付き舐め上げながら話す律。
僅かに息を感じて余計におかしくなってしまいそうになる。

そして律の髪を掴んだ自分の手を見てまた込み上げてくる。

プロポーズされた…
ちゃんと考えてくれてた…

私、律と結婚するんだ…

そのまま律の甘い刺激になすすべもなく、あっという間に打ち寄せた波に飲まれ弾け飛んだ。

「はぁっ…!」

「すげぇ濡れてる」

また指が入ってきて蜜を掻き出すように動かしながら私を見下ろしキスもされるとゾクゾクと波がせり上がってくる。

「何か…で、出そうっ…止めてっ」

律の手を止めようと押さえるも全然止めてくれない。

「本当にっ…律っ…あっ!」

すると我慢していた何かが出てしまう。
恥ずかし過ぎる。
私は両手で自分の顔を隠した。

「だから言ったのに…」

律はクスッと笑う。
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