天才ピアニストは愛しい彼女を奏でたい
律と二人をそれぞれ抱っこして寝かしつけて、子供部屋のベッドに並べて寝かせる。

服はいつも色違い。

「かわいいね」

「そうだな」

二人の寝顔を見ながら私たちはチュっとキスをする。

そしてそのまま寝室に連れて行かれるとベッドに縫い付けられる。

変わらず熱いキスが降ってきて私はそれだけですぐにムズムズしてきてしまう身体になってしまった。

「いい?」

私はコクっと頷く。

キスをしながら上の服に手が入ってきて背中のホックを外され、そのまま捲られると前よりも少し大きくなった胸の膨らみを揉みキュッと蕾を刺激され、律はそこに口付ける。

「はぁっ…」

吐息が漏れる。

すると顔を上げた律はキスで私の口を塞いだ。

そしてスルッと下も下着ごと脱がされ自分も服を脱ぐ。

そっと私の疼いたその場所は蜜が溶け出し律を待つ。
そこに律は指をくぐらせる。
味見のようにその綺麗な指についた蜜を舐めてから熱くなったその場所に顔をうずめた。

「はっ…んっ…」

この部屋は実は防音。
律くんは抜かりがない。

それでも一応声はなるべく我慢する。







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