#推し活 〜推しに本気で恋しちゃだめですか?〜
..。*゚ ..。*゚゚ ..。*゚ ..。*゚゚ ..。*゚ ..。*゚゚ ..。*゚ ..。*゚
帰りの電車から瑠奈が降りてからというもの、正直、憂鬱でしかなかった。
──もともと、初めましての人と喋るの苦手だし、いい人かわかんないし……。
家に着きたくなくて、いつもの帰り道をいつもよりも少し遅めに歩いた。
だけど、終わってほしくない時間こそ、早く終わってしまうものだ。
家に着いてしまった私は、玄関の前で思いっきり溜息をついてからドアを押した。
「ただいまー」
「……」
声をかけても返事がない。
不思議に思いながらもとりあえず、リビングに向かった。
──たぶん、こういうときはリビングにいるし……。
「お母さん?」
リビングをのぞくと、そこには翔くんが立っていた。
「…………へ?」
思わず、目をパチパチ。
「あ、おかえりなさい?」
翔くんがこちらを見ている。
──え? なんで? 翔くんがうちに?
帰りの電車から瑠奈が降りてからというもの、正直、憂鬱でしかなかった。
──もともと、初めましての人と喋るの苦手だし、いい人かわかんないし……。
家に着きたくなくて、いつもの帰り道をいつもよりも少し遅めに歩いた。
だけど、終わってほしくない時間こそ、早く終わってしまうものだ。
家に着いてしまった私は、玄関の前で思いっきり溜息をついてからドアを押した。
「ただいまー」
「……」
声をかけても返事がない。
不思議に思いながらもとりあえず、リビングに向かった。
──たぶん、こういうときはリビングにいるし……。
「お母さん?」
リビングをのぞくと、そこには翔くんが立っていた。
「…………へ?」
思わず、目をパチパチ。
「あ、おかえりなさい?」
翔くんがこちらを見ている。
──え? なんで? 翔くんがうちに?