呼吸
呼吸するだけで偉いと思ってしまう

本当はずっと私なんてって思ってる

私は何者でもないし何者にもなれない

夢を持たない

出来るだけ早くに居なくなりたい

羨ましい



本当は大っ嫌い

何かを目指してるあの人たちが
何故か折れないあの人たちが

私が居なくなれば世界は平和になると思う

私と話してくれるだけでその人は優しい
私なんてそんなもん

私は呼吸以外何も出来ない

誰かのためにも私のためにも

呼吸することで精一杯

こんな雑魚を生かしていいのか

どんなに悪い言葉をかけられても

受け入れるしか選択肢はない

こんな人間

本当は

言えないけど

本当は

生かしていいのか不安になるほどの

人間だったりするんだよ

< 1 / 1 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

問題児は座敷わらし
散砂/著

総文字数/5,075

青春・友情20ページ

大人
散砂/著

総文字数/380

実用・エッセイ(その他)1ページ

ひとりごと
散砂/著

総文字数/7,876

実用・エッセイ(その他)22ページ

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop