【完結】最強魔導士様に嫁ぎました
21 仲直りの道は
sideシェリエ
あまりにも酷い言いようだった。
私が、いつ!?何時!?何分!?彼の部下をたらし込んだと言うのだろう?
酷い言いがかりだ。
ふん。
もう、夕食も作ってあげないし、洗濯も掃除もしてあげないんだから!
私はかなり怒って居た。
しかし、ふと、冷静になると…
なぜ、こうなったのだろう?
と、思う。
ロロドロア様は私に口づけ、愛の言葉を囁いた。
それを私が偽りの言葉だと決めつけた。
そう、ことの発端はそれだ。
そして、謝りに行ったはずである。
あぁ…
なんという事だろうか…?
そう思い、ぐるぐると考え、思い悩んで時間を過ごすと、ロロドロア様が帰って来られた。
「ロロドロア様…!」
「シェリエ…!」
「「ごめんなさい!/悪かった!」」
私たちは顔を見るなり謝り合った。
「え…?」
「は…?」
2人ともに鳩が豆鉄砲を食ったような顔をしている。
そして、笑い合った。
「私…
あんな事を言うつもりじゃありませんでしたの。
ただ、き、き、キスなんて…
その、はじ、はじめてで…」
「そうか…
そんな光栄なシチュエーションで、いきなりして悪かった。
俺も…
君が部下をたらし込んだとは思って居ない。
ただ、なんだか部下と仲良くしてる君を見てカッとなったんだ…」
「私たち…
行き違ってましたのね…」
「そのようだな。」
「で、では、これで仲直り…ですの?」
「あぁ。
そうしよう。」
ロロドロア様は笑顔でそう言った。
「でも、俺は口説き慣れてる訳じゃないぞ。
それじゃ、誰でも口説くみたいじゃないか。」
「あら、私だって尻軽じゃありませんことよ。
それじゃ、誰にでもついて行くみたいじゃありませんの!」
「最初に言ったのは君だぞ!」
「あら、先も後もありまして!?
私の方が傷ついたわ!」
私たちは廊下を左右に分かれ、それぞれ自室に向かった。
仲直りの道は険しそうだ…
あまりにも酷い言いようだった。
私が、いつ!?何時!?何分!?彼の部下をたらし込んだと言うのだろう?
酷い言いがかりだ。
ふん。
もう、夕食も作ってあげないし、洗濯も掃除もしてあげないんだから!
私はかなり怒って居た。
しかし、ふと、冷静になると…
なぜ、こうなったのだろう?
と、思う。
ロロドロア様は私に口づけ、愛の言葉を囁いた。
それを私が偽りの言葉だと決めつけた。
そう、ことの発端はそれだ。
そして、謝りに行ったはずである。
あぁ…
なんという事だろうか…?
そう思い、ぐるぐると考え、思い悩んで時間を過ごすと、ロロドロア様が帰って来られた。
「ロロドロア様…!」
「シェリエ…!」
「「ごめんなさい!/悪かった!」」
私たちは顔を見るなり謝り合った。
「え…?」
「は…?」
2人ともに鳩が豆鉄砲を食ったような顔をしている。
そして、笑い合った。
「私…
あんな事を言うつもりじゃありませんでしたの。
ただ、き、き、キスなんて…
その、はじ、はじめてで…」
「そうか…
そんな光栄なシチュエーションで、いきなりして悪かった。
俺も…
君が部下をたらし込んだとは思って居ない。
ただ、なんだか部下と仲良くしてる君を見てカッとなったんだ…」
「私たち…
行き違ってましたのね…」
「そのようだな。」
「で、では、これで仲直り…ですの?」
「あぁ。
そうしよう。」
ロロドロア様は笑顔でそう言った。
「でも、俺は口説き慣れてる訳じゃないぞ。
それじゃ、誰でも口説くみたいじゃないか。」
「あら、私だって尻軽じゃありませんことよ。
それじゃ、誰にでもついて行くみたいじゃありませんの!」
「最初に言ったのは君だぞ!」
「あら、先も後もありまして!?
私の方が傷ついたわ!」
私たちは廊下を左右に分かれ、それぞれ自室に向かった。
仲直りの道は険しそうだ…