【完結】最強魔導士様に嫁ぎました
45 今日の茶は旨い
sideロロドロア
俺は鼻歌交じりで仕事をしていた。
「いやぁ、今日のお茶は旨いな!」
そんな調子なもので、普段鬼の副団長と恐れられる俺はかなり奇妙な目で部下達に見られていた。
彼女は俺の口づけを拒まなかった。
と言う事は?
と言う事は、もしかして、少し脈があるんじゃないだろうか?
それに、シェリエは《《俺に触れられた手が熱い》》と言っていた。
これは…!?
もしかして!
もしかすると!
彼女も俺の事が、好き!!???
いや、まだ、はっきり言われた訳じゃ無いから分からない。
だが、希望は大いに、ある。
「副団長…
すいません、パトロールに時間がかかって…!」
帰ってきたら部下が言った。
「はっはっはっ!
パトロールに時間がかかるのは仕方ない事だ!
小さな事は気にするな!!!」
「は、はぁ…」
そうだ!
小さな事は気にする必要は無い!
このまま口説いていけば、きっと!
しかし、俺は真剣に愛の言葉を囁いた事は今の今まで無かった。
どうすれば、彼女が喜ぶのか?
さっぱりだ。
そうだ!
花を買って帰ろうか!?
そんな事を思って居ると、キリアヌスがやってきた。
「あなたがニヤニヤしまくっていると、僕の部屋まで噂話が聞こえてきましたよ?」
「べ、別にニヤニヤなど…!」
「ノロケ話は今度聞くとして…
王都で誘拐された2人が戻ってきたそうです。
2人とも外傷は無し。
ただ、相変わらず居なくなった間の記憶は無いそうです。」
「ふぅん?」
俺は興味無さげにそれだけ言った。
「あのね、色ボケも大概にして下さいよ!
ふぅん、じゃ無いでしょう!」
「ま、ま、まぁ、とりあえずその2人にも血液検査をしといてくれ。
俺はもう帰るから!
後を頼んだ!」
「まだ、16時じゃないですか!」
キリアヌスは言うが、その時には俺は荷物をまとめて部屋から走り去っていた。
俺は鼻歌交じりで仕事をしていた。
「いやぁ、今日のお茶は旨いな!」
そんな調子なもので、普段鬼の副団長と恐れられる俺はかなり奇妙な目で部下達に見られていた。
彼女は俺の口づけを拒まなかった。
と言う事は?
と言う事は、もしかして、少し脈があるんじゃないだろうか?
それに、シェリエは《《俺に触れられた手が熱い》》と言っていた。
これは…!?
もしかして!
もしかすると!
彼女も俺の事が、好き!!???
いや、まだ、はっきり言われた訳じゃ無いから分からない。
だが、希望は大いに、ある。
「副団長…
すいません、パトロールに時間がかかって…!」
帰ってきたら部下が言った。
「はっはっはっ!
パトロールに時間がかかるのは仕方ない事だ!
小さな事は気にするな!!!」
「は、はぁ…」
そうだ!
小さな事は気にする必要は無い!
このまま口説いていけば、きっと!
しかし、俺は真剣に愛の言葉を囁いた事は今の今まで無かった。
どうすれば、彼女が喜ぶのか?
さっぱりだ。
そうだ!
花を買って帰ろうか!?
そんな事を思って居ると、キリアヌスがやってきた。
「あなたがニヤニヤしまくっていると、僕の部屋まで噂話が聞こえてきましたよ?」
「べ、別にニヤニヤなど…!」
「ノロケ話は今度聞くとして…
王都で誘拐された2人が戻ってきたそうです。
2人とも外傷は無し。
ただ、相変わらず居なくなった間の記憶は無いそうです。」
「ふぅん?」
俺は興味無さげにそれだけ言った。
「あのね、色ボケも大概にして下さいよ!
ふぅん、じゃ無いでしょう!」
「ま、ま、まぁ、とりあえずその2人にも血液検査をしといてくれ。
俺はもう帰るから!
後を頼んだ!」
「まだ、16時じゃないですか!」
キリアヌスは言うが、その時には俺は荷物をまとめて部屋から走り去っていた。