【完結】最強魔導士様に嫁ぎました
65 ハッピーエンドに向けて
sideロロドロア
俺はすぐに転移魔法をラシェン大陸のその地点に繋いだ。
1人でも乗り込むつもりだった。
シェリエは死なせない!
そして、空間の亀裂に入って行った。
着いた場所はラシェン大陸のとある城の前だった。
俺はそこから1000を超える城の兵士達を倒しまくって、やっと地下牢にたどり着いた。
「シェリエ!
シェリエ!
どこだ!」
そう言うと、シェリエの声が返ってきた。
俺はその輸血台を用意しているフードの男を倒し、シェリエの手枷と足枷を外し、彼女を助け出した。
「ロロドロア様!」
「シェリエ!
良かった…
君が無事で…
さぁ、帰ろう。」
そして、転移魔法を発動し、ドーランド大陸の平野に戻った。
そうして、全てがハッピーエンドかと思った。
しかし…
どうも俺には死神がまとわりついているようだ。
1000を超える兵士を相手に戦った事で魔沸点を超えてしまったのだ。
「シェリエ…
最期の…
頼み…だ…
魔沸点を…
超えて…
しまった…
この剣で…
俺を殺してくれ…」
俺は氷の短剣を作り出し、シェリエの方に軽く投げた。
「そんな…
嫌ですわ…!
そ…んな…のって…」
彼女は泣き崩れた。
「頼む…
人間の意識がある…
うちに…
俺を愛して…
いる…なら…
やるんだ…」
「嫌ですわ。
私も一緒に死にます!」
そう言ってシェリエは俺に抱きついた。
「や…め…ろ…
もう…
限界…が…」
そう言ったその時…!
シェリエから青白い光が上がり、俺を包んだ。
その光は温かく、心が安らいだ。
そして…
「ば…か…な…?
魔沸点が治って…いる…?」
俺は自分自身を疑った。
「嫌ですわ…!
殺すなんてできない!」
彼女は今だに俺に抱きついて泣いている。
「シェリエ!
治ったんだよ!
魔沸点が!!!」
「え…!?」
彼女はまだ事態が飲み込めて居ないようだった。
俺はすぐに転移魔法をラシェン大陸のその地点に繋いだ。
1人でも乗り込むつもりだった。
シェリエは死なせない!
そして、空間の亀裂に入って行った。
着いた場所はラシェン大陸のとある城の前だった。
俺はそこから1000を超える城の兵士達を倒しまくって、やっと地下牢にたどり着いた。
「シェリエ!
シェリエ!
どこだ!」
そう言うと、シェリエの声が返ってきた。
俺はその輸血台を用意しているフードの男を倒し、シェリエの手枷と足枷を外し、彼女を助け出した。
「ロロドロア様!」
「シェリエ!
良かった…
君が無事で…
さぁ、帰ろう。」
そして、転移魔法を発動し、ドーランド大陸の平野に戻った。
そうして、全てがハッピーエンドかと思った。
しかし…
どうも俺には死神がまとわりついているようだ。
1000を超える兵士を相手に戦った事で魔沸点を超えてしまったのだ。
「シェリエ…
最期の…
頼み…だ…
魔沸点を…
超えて…
しまった…
この剣で…
俺を殺してくれ…」
俺は氷の短剣を作り出し、シェリエの方に軽く投げた。
「そんな…
嫌ですわ…!
そ…んな…のって…」
彼女は泣き崩れた。
「頼む…
人間の意識がある…
うちに…
俺を愛して…
いる…なら…
やるんだ…」
「嫌ですわ。
私も一緒に死にます!」
そう言ってシェリエは俺に抱きついた。
「や…め…ろ…
もう…
限界…が…」
そう言ったその時…!
シェリエから青白い光が上がり、俺を包んだ。
その光は温かく、心が安らいだ。
そして…
「ば…か…な…?
魔沸点が治って…いる…?」
俺は自分自身を疑った。
「嫌ですわ…!
殺すなんてできない!」
彼女は今だに俺に抱きついて泣いている。
「シェリエ!
治ったんだよ!
魔沸点が!!!」
「え…!?」
彼女はまだ事態が飲み込めて居ないようだった。