隣のクズは甘い夜が好き。

1 隣人

「こんにちは!」


玄関先で声を張り上げても、誰も出てこなかった。

次にインターホンを押してみる。


ピンポーン



数秒待って、ダメか、と諦めた矢先、ドアが開いた。


「……何用?」


出てきたのは。
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