白い花のバラッドⅠ
森にも小さな生き物がいて、フワフワな毛並みと触れ合うのが好きだった。
だけど狼は初めてだ。
森にはそこまでの大きな動物はいなかったのだ。
「……ッ」
夢中になって触っていると突然、トーガがアタシの手首を掴んで止めた。
「ん?」
「触り方エロいんだよ」
どうしたのかと思い首を傾げるアタシにトーガは吐息混じりの声で囁いた。
「………え?」
「もういいだろ」
心なしか少し頬を赤らめたトーガはプイッと顔を背けた。
「トーガ顔赤くねえか?」
「うっせえ」
ディランの問い掛けにもトーガはやはり顔を背けた。
そういえばと思いアタシはディランとルディに視線を向ける。
二人にはトーガのような目立っている特徴はないのだ。見た目はアタシと何ら変わりはない。
だけど狼は初めてだ。
森にはそこまでの大きな動物はいなかったのだ。
「……ッ」
夢中になって触っていると突然、トーガがアタシの手首を掴んで止めた。
「ん?」
「触り方エロいんだよ」
どうしたのかと思い首を傾げるアタシにトーガは吐息混じりの声で囁いた。
「………え?」
「もういいだろ」
心なしか少し頬を赤らめたトーガはプイッと顔を背けた。
「トーガ顔赤くねえか?」
「うっせえ」
ディランの問い掛けにもトーガはやはり顔を背けた。
そういえばと思いアタシはディランとルディに視線を向ける。
二人にはトーガのような目立っている特徴はないのだ。見た目はアタシと何ら変わりはない。