神殺しのクロノスタシス1

sideクュルナ

──────…上手く、行くと思ったのに。

何もかも順調だったはずなのに。

それなのに…全てが覆された。

「わ、私は…」

私が何故、魔導師を憎むのか?

何故、シルナ・エインリーの命を狙ったのか?

そんなものは決まっている。

魔法というものが…どれだけ危険であるか知っているから。

魔法が…人の命を奪うことを知っているから。





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