神殺しのクロノスタシス1
「…そうか」
ファントムが俺達を見る目は、正に汚物を見る目だった。
心底馬鹿にしてくれているようだ。
「お前達が、井の中の蛙で良いと言うのなら…。そのまま死なせてやろう」
「おっと…。それは頂けないなぁ。まだ死ぬつもりはないんでね」
折角、学院長に拾われた命。
まだまだ大切にしていたい。
ましてや、ここでひきこもりニートと一緒に死ぬなんて、絶対御免だね。
「むしろ死ぬのは…そっちの方なんじゃない?」
「…死ね!」
物ともせず、ファントムは巨大な魔力の刃を振りかざした。
あれに当たれば、さすがに痛いじゃ済まないだろう。
だが。
ファントムが大きく攻勢に出た。これはチャンスだ。
「ルイーシュ!」
「はーい」
ぱちんっ、とルイーシュが指を弾く。
その瞬間、ファントムの背後に、ぽっかりと大きな空間の穴が開き。
驚いて振り向いたファントムの顔に、蓄積された無数の魔弾の振りかかった。
「ぐっ…!小癪な…」
突然の奇襲をまともに食らったファントムは、よろめきながらも体勢を整えようとした。
が。
時既に遅し、って奴だ。
「…悪いね。本命はこっちなんだ」
「!?」
俺はファントムに肉薄し、その顔に向かって躊躇いなく拳銃の引き金を引いた。
先程までの、普通の弾丸サイズの魔弾ではない。
魔力で作った極太のレーザーが、ファントムの頭を貫いた。
ファントムが俺達を見る目は、正に汚物を見る目だった。
心底馬鹿にしてくれているようだ。
「お前達が、井の中の蛙で良いと言うのなら…。そのまま死なせてやろう」
「おっと…。それは頂けないなぁ。まだ死ぬつもりはないんでね」
折角、学院長に拾われた命。
まだまだ大切にしていたい。
ましてや、ここでひきこもりニートと一緒に死ぬなんて、絶対御免だね。
「むしろ死ぬのは…そっちの方なんじゃない?」
「…死ね!」
物ともせず、ファントムは巨大な魔力の刃を振りかざした。
あれに当たれば、さすがに痛いじゃ済まないだろう。
だが。
ファントムが大きく攻勢に出た。これはチャンスだ。
「ルイーシュ!」
「はーい」
ぱちんっ、とルイーシュが指を弾く。
その瞬間、ファントムの背後に、ぽっかりと大きな空間の穴が開き。
驚いて振り向いたファントムの顔に、蓄積された無数の魔弾の振りかかった。
「ぐっ…!小癪な…」
突然の奇襲をまともに食らったファントムは、よろめきながらも体勢を整えようとした。
が。
時既に遅し、って奴だ。
「…悪いね。本命はこっちなんだ」
「!?」
俺はファントムに肉薄し、その顔に向かって躊躇いなく拳銃の引き金を引いた。
先程までの、普通の弾丸サイズの魔弾ではない。
魔力で作った極太のレーザーが、ファントムの頭を貫いた。