神殺しのクロノスタシス1
「何で?何で道を歩いてるだけで警察に追われるの!?」
「だから、シルナの顔面が…」
「仮に私の顔面が警官の気に障ったとしてもね、それだけで捕まるのはおかしいでしょ!」
確かに。
シルナの顔面がいかにムカつくとしても、それだけで捕まるのは、さすがに横暴な気がする。
第一、俺まで追われてるし。
何でなんだ、一体。
捕まるようなことした覚えはないんだけど?
それとも何か。顔を見て、こいつらは犯罪者予備軍だと思われたのか。
予備軍なだけで捕まえてくれるな。
予備軍なのはロリコンのシルナだけであって。
すると。
パンッ!と発砲音が鳴り響いた。
振り向くと、警官が拳銃を向けていた。
おいおい、マジかよ。ノーコンだなあんた。
それとも威嚇か?
まさか発砲までしてくるとは。わざと外したのか、外れただけなのかは知らないが。
「と、とにかく逃げよう。逃げるが勝ちだ」
「あぁ…。eimt ptos」
俺はくるりと振り向いて、拳銃を向ける警官の時間を止めた。
時間を止めてしまえば、こちらのものだ。
俺とシルナは、警官の時間を止めたまま、全力疾走で逃げた。
三十六計、逃げるに如かずという奴だ。
「だから、シルナの顔面が…」
「仮に私の顔面が警官の気に障ったとしてもね、それだけで捕まるのはおかしいでしょ!」
確かに。
シルナの顔面がいかにムカつくとしても、それだけで捕まるのは、さすがに横暴な気がする。
第一、俺まで追われてるし。
何でなんだ、一体。
捕まるようなことした覚えはないんだけど?
それとも何か。顔を見て、こいつらは犯罪者予備軍だと思われたのか。
予備軍なだけで捕まえてくれるな。
予備軍なのはロリコンのシルナだけであって。
すると。
パンッ!と発砲音が鳴り響いた。
振り向くと、警官が拳銃を向けていた。
おいおい、マジかよ。ノーコンだなあんた。
それとも威嚇か?
まさか発砲までしてくるとは。わざと外したのか、外れただけなのかは知らないが。
「と、とにかく逃げよう。逃げるが勝ちだ」
「あぁ…。eimt ptos」
俺はくるりと振り向いて、拳銃を向ける警官の時間を止めた。
時間を止めてしまえば、こちらのものだ。
俺とシルナは、警官の時間を止めたまま、全力疾走で逃げた。
三十六計、逃げるに如かずという奴だ。