神殺しのクロノスタシス1
この方法は実際、ぶっ刺さり、であった。
と言うか、相手からしたら、初見殺し感が否めなかったことだろう。
魔導試験のはずなのに、剣士が現れるし。
剣士ごときが魔法を前に何をするのかと思ったら、魔法を平気で引き裂く剣を、ぶんぶん振り回してくる。
基本的に魔導師は、体術が苦手だ。
魔法で戦うのが仕事なのだから、それは仕方ない。
私も、身体は非力だし。
だから、剣士みたいに、距離を詰められて近接戦闘に持ち込まれると、非常に困る。
大抵の魔導師は、距離を詰められると、慌てて後ろに退き、詰められた距離を離そうとする。
だから、私はその隙を見逃さない。
アトラスさんに加速魔法をかけて、逃げる暇を与えず追撃させる。
こうされると、もう駄目だ。
敵は離されない距離に慌てふためき、冷静さを欠いて、でたらめな魔法を繰り出す。
私は落ち着いてその攻撃の反対属性の魔法を、アトラスさんの剣にかけて、強化する。
アトラスさんはその剣で、敵の魔法を切り裂く。
そして、とどめとばかりに敵の喉元に剣を突き付ける。
これで、私達の勝利だ。
ベスト4まで、全部これで勝利した。
そう、私達はあっさりとベスト4まで勝ち上がったのである。
ここまで残ったのは、勿論初めてだ。
自分でもびっくりした。こんなに…その、あっさり勝てるとは。
敵には悪いけど。
と言うか、相手からしたら、初見殺し感が否めなかったことだろう。
魔導試験のはずなのに、剣士が現れるし。
剣士ごときが魔法を前に何をするのかと思ったら、魔法を平気で引き裂く剣を、ぶんぶん振り回してくる。
基本的に魔導師は、体術が苦手だ。
魔法で戦うのが仕事なのだから、それは仕方ない。
私も、身体は非力だし。
だから、剣士みたいに、距離を詰められて近接戦闘に持ち込まれると、非常に困る。
大抵の魔導師は、距離を詰められると、慌てて後ろに退き、詰められた距離を離そうとする。
だから、私はその隙を見逃さない。
アトラスさんに加速魔法をかけて、逃げる暇を与えず追撃させる。
こうされると、もう駄目だ。
敵は離されない距離に慌てふためき、冷静さを欠いて、でたらめな魔法を繰り出す。
私は落ち着いてその攻撃の反対属性の魔法を、アトラスさんの剣にかけて、強化する。
アトラスさんはその剣で、敵の魔法を切り裂く。
そして、とどめとばかりに敵の喉元に剣を突き付ける。
これで、私達の勝利だ。
ベスト4まで、全部これで勝利した。
そう、私達はあっさりとベスト4まで勝ち上がったのである。
ここまで残ったのは、勿論初めてだ。
自分でもびっくりした。こんなに…その、あっさり勝てるとは。
敵には悪いけど。