神殺しのクロノスタシス1
シルナ教官…今、何て?
「どういう…意味です?」
「イーニシュフェルト魔導学院に、教師として赴任してくれないかな、って」
イーニシュフェルト魔導学院に?
「どうして私が…。私はもう、教師を続ける資格なんて…」
「ない、とは言わせないよ。君はやり方を間違えただけで、立派な教師であることには変わりない」
私が、立派な教師だなんて…。そんなはず。
「それに、教師として犯した間違いは、また教師として償う…。それも悪くないと思うけどな」
「…」
「丁度、そろそろ私以外の教員を増やそうと思ってたところだったし。君が来てくれると嬉しいなぁ」
…こんな私に、教師を続ける資格なんてない。
私を恨む生徒だって、大勢いる。
でも、もしやり直して良いのなら。
やり直すことを…許してもらえるのなら。
私は…今度こそ。
世界を変える為ではなく。
魔導師になろうとする子供達を、正しく導く為に。
そして…私自身が、幸せを取り戻す為に…。
END
「どういう…意味です?」
「イーニシュフェルト魔導学院に、教師として赴任してくれないかな、って」
イーニシュフェルト魔導学院に?
「どうして私が…。私はもう、教師を続ける資格なんて…」
「ない、とは言わせないよ。君はやり方を間違えただけで、立派な教師であることには変わりない」
私が、立派な教師だなんて…。そんなはず。
「それに、教師として犯した間違いは、また教師として償う…。それも悪くないと思うけどな」
「…」
「丁度、そろそろ私以外の教員を増やそうと思ってたところだったし。君が来てくれると嬉しいなぁ」
…こんな私に、教師を続ける資格なんてない。
私を恨む生徒だって、大勢いる。
でも、もしやり直して良いのなら。
やり直すことを…許してもらえるのなら。
私は…今度こそ。
世界を変える為ではなく。
魔導師になろうとする子供達を、正しく導く為に。
そして…私自身が、幸せを取り戻す為に…。
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