神殺しのクロノスタシス1

sideシルナ

──────…その頃。私と羽久は。








「うーん…なかなか見つからないねぇ」

「…」

私と羽久は、ルーデュニア聖王国を離れ。

二人で時空を移動し、エリュティアが絞ってくれた時空を、しらみ潰しに探しているところ…なのだが。

「…どうしたの?羽久。そんな渋い顔をして…」

「…おんなおっさん臭いおっさんと、毎日ネカフェに缶詰めになれば…渋い顔にもなるだろ」

…失礼だと思わない?この子。





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