月の王子




 
 良太はあれからごめんを素面で言った。

 けじめで前から分かっていたので特に傷つきもしなかった。

 前と同じように、私達は音楽の話をしたり、小説の話をしたりする。




< 10 / 11 >

この作品をシェア

pagetop