人気者の先輩は、すぐ近くに。
そんなことを思いながら、四階の華道部教室に向かって歩く。





キーンコンカーんコーン。






チャイムが鳴った。







「え、遅刻?」







焦りながら、先に琉南ちゃんが走って行く。







「待って、待ってっ!」







私も、琉南ちゃんに続いて走る。







これが青春かっ………







「きゃっ!」
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