最強ヴァンパイアに囚われて溺愛、溶かされる


しばらく眺めていると、柊くんがカップを静かに置いた。…そしてこちらをじっと見る。
 
改まって緊張した様子だ。



「どうしたの…」




「…俺と…デートしない?」




「デート………デート!?」





デートってあのデート!?

恋人にしか許されない禁断の…お出掛け…



「そんな、なんで……デートなんて、そんないきなり!?」



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