『幼馴染と甘い恋をしてみよう、♡⃛』
「知ってるも何も星崎見てたらダダ漏れだべ」
「もしやみんな知ってたりするの…」
「イエス!むしろあれで分からない光莉がヤバいって」
そう肩に置かれた手を払いながら、頭を振る。
「いーや、夢よ、夢!」
「現実だべ」
呆れたように言う梓。
「ま、これを機に星崎を男として見てみたら?」
男として……か、
そう思うとますます無理。
「今更見れない、、」
「ま、小さい時からいればね、そう言うもんでしょ。でもさ、星崎の気持ちも分かるからさ長い目で見てみなよ、星崎だって勇気を出したんだしさ」