『幼馴染と甘い恋をしてみよう、♡⃛』
「いくらなんでもうるさい!」
耳に手を当てそう言う梓。
「星崎のなにがいけないのよ?あんたが拒否しすぎなのよ、もっと受け止めてあげなよ。」
「…友達みたいな感じだったから、そんな風に思ったこと私は一度もなかったの…今の関係が1番いいのに…」
「でも、星崎にとってはそうじゃなかった…」
「この関係性が壊れることが私は怖い…んだと思う」
「どう転がっても良いようにしかいかないと思うけどな〜私は」
そう淡々と言われてもな〜。
「ま、ゆっくり考えてみな」
そう言って梓は去っていった。