『幼馴染と甘い恋をしてみよう、♡⃛』
ーーー
「よっしゃい!!!!!!」
そう強く喜んでる声が聞こえて、すぐ光莉だと分かる。
理由は、
「ね!翼!!翼のおかげでこんないい点取れたの!ね!すごくない?私やれば出来る子だったんだよ!ね、翼!聞いてる?翼ってば!!つーばーさー」
俺の目の前で、テスト1つでこんなにも嬉しそうに舞い上がってる光莉を見て、愛しく思う、
それに、もう少し………
あと少しだけ………
俺の名前を呼んでって……
俺でいっぱいになってって、
そう思ってしまった。
「この間みんなとテスト勉強してまじ正解だった〜」
安心してる光莉に、
「光莉ちょっと、」
そう言って光莉の耳元で、
「今度は2人でしような」
そういえば、
「ちょっと、やめてよね!2人でなんて…」