『幼馴染と甘い恋をしてみよう、♡⃛』
「じゃ、光莉と俺両思いってこと?」
案外伝わっていたようで、どこか嬉しそうな翼。
「あ、だからって変なこと考えないでよね?」
「たとえばキスとか………?」
「ちょっと///」
「いくぞ!」
そう言って、何のためらいもなく私の手をさらっと握りしめて歩いていく、
その恥ずかしさを紛らわすように、
「こ、これも……変なことだから!」
なんて照れ隠しで慌てたように言えば、