私の不思議な身の回りの人たち
プロローグ
ある日、ある森に、不思議な現象がおきていました。
それは、その森の奥に穴が空いたのです。
どんどん広がって1メートルほどの穴が空中に浮いているように見えました。
その頃皐月は車に揺られていました。
「おかあさーん いつ着くの?」
「あと10分くらい」
「え〜」
「しょうがないでしょ。急なお父さんの転勤なんだから」
20分ぐらい前から「あと10分、あと10分」って言ってるけどなぁ
ほんとに道間違えてない? 知らない町で心配なんだけど
「おっ! 家が見えてきたぞ」
「ずいぶんきれいな家ね」
「前の持ち主が2年で引っ越したそうだからな」
ふーんこれがこれから住む家か やっぱり前の方がいいけどな
*
「そろそろ引越し業者がきてもいい頃だが」
ピーンポーン♪ 「引っ越しの坂井でーす」
「きたきた 皐月も手伝えよ」
「はいはい」
めんどくさいな… まだ自分の部屋も見てないんだけど
「あぁ疲れた」
「お風呂入って寝ないと 明日から学校だよ〜」
「いやだなぁ」
明日、本当に大丈夫かな?
友達付き合いうまくいくかな?
心配だけどちょっと楽しみ
それは、その森の奥に穴が空いたのです。
どんどん広がって1メートルほどの穴が空中に浮いているように見えました。
その頃皐月は車に揺られていました。
「おかあさーん いつ着くの?」
「あと10分くらい」
「え〜」
「しょうがないでしょ。急なお父さんの転勤なんだから」
20分ぐらい前から「あと10分、あと10分」って言ってるけどなぁ
ほんとに道間違えてない? 知らない町で心配なんだけど
「おっ! 家が見えてきたぞ」
「ずいぶんきれいな家ね」
「前の持ち主が2年で引っ越したそうだからな」
ふーんこれがこれから住む家か やっぱり前の方がいいけどな
*
「そろそろ引越し業者がきてもいい頃だが」
ピーンポーン♪ 「引っ越しの坂井でーす」
「きたきた 皐月も手伝えよ」
「はいはい」
めんどくさいな… まだ自分の部屋も見てないんだけど
「あぁ疲れた」
「お風呂入って寝ないと 明日から学校だよ〜」
「いやだなぁ」
明日、本当に大丈夫かな?
友達付き合いうまくいくかな?
心配だけどちょっと楽しみ
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