酔った勢いで契約したレンタルダーリンと期間限定の夫婦生活始めます!
第四話 レンタルダーリン桐生葵の血が騒いでしまった
レンタルダーリン桐生葵さんと一緒に生活することになって一日が経った。
私の寝床は葵さんと同じベッドだと決まっているので一緒に眠ったのだが、眠る前の葵さんの甘やかしがすごかった。
腕枕をして私の髪を指で梳くように撫でて、至近距離で今日私と過ごせてどれだけ楽しかったかと甘く囁く。こんなことされたら目ん玉ぎんぎんで眠れない! って思っていたのに、葵さんの囁き声が子守唄みたいに心地よくて、気づいたらぐっすり眠って朝を迎えていた。
「もう。またダメなの?」
「ダメー!」
「俺はしたいな。おはようのキス」
「むむむ無理ー!」
ベッドの上での攻防戦。仰向けに寝転んで口元を手の平で覆う私と、私の顔の横に手をついて覗き込んでくる葵さん。どうしてもおはようのキスをしたいらしい。そんなことされたら私の首から上が恥ずかしさとか照れくささで爆散してしまうこと間違いなしだ。
「じゃあ今日もここにね。はい、おはよ」
ちゅ、と唇が触れたのは私のおでこだ。恥ずかしくなって変な唸り声を漏らせば葵さんが声を出して笑った。おでこも、心も、身体もとってもくすぐったくて堪らなかった。
私の寝床は葵さんと同じベッドだと決まっているので一緒に眠ったのだが、眠る前の葵さんの甘やかしがすごかった。
腕枕をして私の髪を指で梳くように撫でて、至近距離で今日私と過ごせてどれだけ楽しかったかと甘く囁く。こんなことされたら目ん玉ぎんぎんで眠れない! って思っていたのに、葵さんの囁き声が子守唄みたいに心地よくて、気づいたらぐっすり眠って朝を迎えていた。
「もう。またダメなの?」
「ダメー!」
「俺はしたいな。おはようのキス」
「むむむ無理ー!」
ベッドの上での攻防戦。仰向けに寝転んで口元を手の平で覆う私と、私の顔の横に手をついて覗き込んでくる葵さん。どうしてもおはようのキスをしたいらしい。そんなことされたら私の首から上が恥ずかしさとか照れくささで爆散してしまうこと間違いなしだ。
「じゃあ今日もここにね。はい、おはよ」
ちゅ、と唇が触れたのは私のおでこだ。恥ずかしくなって変な唸り声を漏らせば葵さんが声を出して笑った。おでこも、心も、身体もとってもくすぐったくて堪らなかった。