エリート商社マンはわたしの王子様~見てるだけで幸せだった推しの恋愛対象がわたしってどういうことですか?~
2人は本当に仲良い。お母さんは幸せになれる。
よかった。

自分を引き取ってからは男の影を見せなかったお母さん。
もしかしたらずっとこの人と影でお付き合いしていたのかもしれないし、他の男性がいたかもしれない。
けれどわたしのために表には出さなかった。

感謝しかない。

お母さんがいたからわたしは生きて来れた。

だから、わたしも、この後お母さんが幸せに暮らすためにちゃんと自分を認めなきゃ。

わたしはいらない子じゃない。



崎本さんにも…


ちゃんと向き合おう。
< 108 / 262 >

この作品をシェア

pagetop