エリート商社マンはわたしの王子様~見てるだけで幸せだった推しの恋愛対象がわたしってどういうことですか?~
「由莉愛ちゃんも食べなよ」

「あ、はい食べてますよ」

ペロリと瞬く間に用意した分全部なくなってしまった。

「ほえー。満足」

食べきったら眠くなってきたらしい、、あくびを噛み殺してる。

時差ボケだろう。

「ごめん。眠い。けど今日は夜まで耐えるけどね」

ちょっと強めのブラックコーヒーを入れてあげるとゆっくり飲んでいる。

「よし、行こっか。外」

「え?やめた方がいいと思います」

「いいの。明日一日出張休暇だし、ゆっくりできるからさ」

「いえ。やめましょう」

わたしはそういうと、テレビをつけた。
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