エリート商社マンはわたしの王子様~見てるだけで幸せだった推しの恋愛対象がわたしってどういうことですか?~
◇
週末は崎本さんと会う。
今日はショッピングに出た。
春物の洋服を買いたかったし崎本さんも買うと言ったし2人で選びあった。
「えっと、崎本さんにはこれ、着てほしいです」
やっぱりスプリングセーターだ。こんな若草色なんて着こなせるの崎本さんしかいない。
「え?あー。いいよ。なんでも着こなすから。俺」
よゆー、と言わんばかりだ。
「じゃ、由莉愛ちゃんこれね」
「大人っぽくないですか?」
「由莉愛ちゃん大人っぽいんだよ。普通にしてると落ち着いてるから25くらいに見える。知らなかった?」
「え?ほんとですか?」
知らなかった。
週末は崎本さんと会う。
今日はショッピングに出た。
春物の洋服を買いたかったし崎本さんも買うと言ったし2人で選びあった。
「えっと、崎本さんにはこれ、着てほしいです」
やっぱりスプリングセーターだ。こんな若草色なんて着こなせるの崎本さんしかいない。
「え?あー。いいよ。なんでも着こなすから。俺」
よゆー、と言わんばかりだ。
「じゃ、由莉愛ちゃんこれね」
「大人っぽくないですか?」
「由莉愛ちゃん大人っぽいんだよ。普通にしてると落ち着いてるから25くらいに見える。知らなかった?」
「え?ほんとですか?」
知らなかった。