エリート商社マンはわたしの王子様~見てるだけで幸せだった推しの恋愛対象がわたしってどういうことですか?~
今日はバレンタイン。
ガトーショコラを昨日の夜に焼いた。
甘さ控えめのやつ。
「うわっ。マジで?うれし」
崎本さんの顔がぱっと輝く。
「後でじっくり食べる」
「はい」
崎本さん会社でもいっぱいもらったんだろうなー。
わたしのなんか…
そう言おうとしてグッと耐えた。
もう言わない。
それに言わなくてもキス…できるもん…
あ…何考えてるのわたし…
自分の考えに心の中で慌てふためいていたら、前から声が降ってきた。
「柳田さん…」
「あ、桐生さん…」
お盆を持って通り過ぎようとしているところだった。
ガトーショコラを昨日の夜に焼いた。
甘さ控えめのやつ。
「うわっ。マジで?うれし」
崎本さんの顔がぱっと輝く。
「後でじっくり食べる」
「はい」
崎本さん会社でもいっぱいもらったんだろうなー。
わたしのなんか…
そう言おうとしてグッと耐えた。
もう言わない。
それに言わなくてもキス…できるもん…
あ…何考えてるのわたし…
自分の考えに心の中で慌てふためいていたら、前から声が降ってきた。
「柳田さん…」
「あ、桐生さん…」
お盆を持って通り過ぎようとしているところだった。