エリート商社マンはわたしの王子様~見てるだけで幸せだった推しの恋愛対象がわたしってどういうことですか?~
『今日はいけない。悪いけど当分無理』

メモを挟んで渡した。

一瞬美波の目が見開いた気がしたが俺はにっこり笑うと言った。

「最近忙しいよね。早く帰って寝たいって思わない?阿部さん」

そう言ってその場を去った。
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