エリート商社マンはわたしの王子様~見てるだけで幸せだった推しの恋愛対象がわたしってどういうことですか?~
「わらっちゃうよねー。カレシと思ってたら男が別の女と結婚考えてたって。ダメだわー。わたしいつもなんだ」
「いつも?」
「ダメンズばっか好きになる」
「……」
「朔也さんにはね、三年の最初にここに入った時から付き合おうって言われて付き合ったの。強引な人だったよ。けど、だんだん好きになっちゃって…」
そうだったんだ…
ファストフードで崎本さんが言ってたメガネの男はやっぱり…そういうことだったのね。
「それはでも、変えられると思います。桐生さんが本当に好きだと思った人じゃないからですよ。長谷川さんは」
「え?」
「向こうから付き合おうって言われたんですよね?流されただけってことでは?桐生さんから好きになった人ならきっと大丈夫です。だって桐生さんはいい人ですから」
そういうと、桐生さんは「ククク…」って肩を震わせて笑った。
「いつも?」
「ダメンズばっか好きになる」
「……」
「朔也さんにはね、三年の最初にここに入った時から付き合おうって言われて付き合ったの。強引な人だったよ。けど、だんだん好きになっちゃって…」
そうだったんだ…
ファストフードで崎本さんが言ってたメガネの男はやっぱり…そういうことだったのね。
「それはでも、変えられると思います。桐生さんが本当に好きだと思った人じゃないからですよ。長谷川さんは」
「え?」
「向こうから付き合おうって言われたんですよね?流されただけってことでは?桐生さんから好きになった人ならきっと大丈夫です。だって桐生さんはいい人ですから」
そういうと、桐生さんは「ククク…」って肩を震わせて笑った。