エリート商社マンはわたしの王子様~見てるだけで幸せだった推しの恋愛対象がわたしってどういうことですか?~


そのまま朝まで由莉愛を寝かせるわけもなく、俺はいろいろな技を教え込んで、由莉愛の表情を楽しんだ。
最初に会った時には無表情であんなに笑わなかった由莉愛が俺の下で、上で豊かな表情で堂々とあえいでいるのがたまらないのだ。

すべて俺が導いたんだっていう優越感とでも言おうか。

あー。たまらない。



朝になってさすがにぐったりした由莉愛を抱きしめたまま眠った。

俺もさすがに疲れ果てた。
三十路の男にはキツイ。
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