エリート商社マンはわたしの王子様~見てるだけで幸せだった推しの恋愛対象がわたしってどういうことですか?~
夕方になってさすがにお腹も減っていたので、起きて、簡単にうどんを作ってくれたのを食べると、外に出た。
今日はご飯買い物に行くだけだ。

必要なものは昨日全部買いそろえたから。

「今日は何にする?」

「由莉愛のとっておきって何?」

「え?」

「ん。俺今日誕生日だし祝ってくれたら嬉しいなって」

「あ、ほんと?じゃぁ、ケーキも買いたい」

「いいって。はずかしいから。俺30歳だし」

そう言ったけど、由莉愛は近くのケーキ屋さんによってケーキを二つ買ってくれた。

そして由莉愛の提案で由莉愛特製和風ハンバーグを作ってくれてお祝いしてくれた。

30か…
由莉愛から見たらおっさんだな…

けど、離さないけど…

史上最高の3日間を俺は堪能したのである。
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