エリート商社マンはわたしの王子様~見てるだけで幸せだった推しの恋愛対象がわたしってどういうことですか?~
こんなデキる男の拓海がわたしと2年も付き合ってくれているなんてほんとに夢みたいな話だ。
きっと会社でも今でも女性には大人気だろう。

拓海は言ってるのかな?
彼女いるって。
それとも…
内緒なのかな?

そのへんは聞きたくても聞けなくて知らない。

まぁあまり考えないでおこう。

今日は今日の事をこなす。

掃除してたらチャイムが鳴った。

『はーい』

出ると

『あ、由莉?崎本課長いる?』

とよく知ってる声。
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