エリート商社マンはわたしの王子様~見てるだけで幸せだった推しの恋愛対象がわたしってどういうことですか?~
「いいよ。けど、声出したら怒られるよね?」
「えっと、わたしが知ってるところだと声を出してもいい小さなオープンな個室みたいなのが借りれるのでそこなら大丈夫かと…」
高校時代によく通っていた場所。
1人で勉強するために…
「へぇ。そんなのあるんだ」
「はい」
「じゃぁそこの場所教えて」
「はい。えっとですね……」
何が何だかわからぬまま、図書館の場所を正確に伝えて、それからバイトを終えて家に帰るとベッドに寝ころびぽすっと枕に顔をうずめる。
連絡先まで交換してしまった。
ほんとの事だろうか。
王子様とだよ?
信じられない。
何がどうなってこんなことになったんだろう。
王子様の名前が崎本拓海さんだということまで知ってしまった。
いや、ヤバイ。
どうしよう…。
「えっと、わたしが知ってるところだと声を出してもいい小さなオープンな個室みたいなのが借りれるのでそこなら大丈夫かと…」
高校時代によく通っていた場所。
1人で勉強するために…
「へぇ。そんなのあるんだ」
「はい」
「じゃぁそこの場所教えて」
「はい。えっとですね……」
何が何だかわからぬまま、図書館の場所を正確に伝えて、それからバイトを終えて家に帰るとベッドに寝ころびぽすっと枕に顔をうずめる。
連絡先まで交換してしまった。
ほんとの事だろうか。
王子様とだよ?
信じられない。
何がどうなってこんなことになったんだろう。
王子様の名前が崎本拓海さんだということまで知ってしまった。
いや、ヤバイ。
どうしよう…。