エリート商社マンはわたしの王子様~見てるだけで幸せだった推しの恋愛対象がわたしってどういうことですか?~
フランス語は今までやったこともなく、課にもわかるものがいなかったため、仕方なくAIの翻訳で奮闘していたのだが、カフェでコーヒーを注いでくれた例の女の子が後ろからスラスラと翻訳してくれたではないか。

神だと思った。
絶対手伝ってもらわねばならない。

だからすがる思いで俺の武器であるトーク術を使って勧誘した。
で、見事成功。

やっぱり俺ってそういう才能だけはあるのな。

って感心している場合じゃない。
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