エリート商社マンはわたしの王子様~見てるだけで幸せだった推しの恋愛対象がわたしってどういうことですか?~
近所の中華屋さんの出前を頼んでおいたのが届いたので、由莉愛ちゃんが終わったころにちょうどできあがるように出前をテーブルに並べておいた。

1時間ほどで翻訳は仕上がったらしい。

「できました。メール送信完了です」

「ありがとう。助かった。とりあえず飯食って」

「はい」

彼女の翻訳を俺のPCでチェックしながら俺は明日の資料を作っていく。

彼女はおいしいと味わいながら中華を食べている。

「ふうん。この親父。大分折れて来たな。じゃぁこっちはこう出てやるか」

ぶつぶつ言いながら作成する。
家で作成するときはいつもこんな感じだ。

由莉愛ちゃんがいてもそのへん俺は素でいれるらしい。
今までの女たちとは違うのな。と思う。
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