エリート商社マンはわたしの王子様~見てるだけで幸せだった推しの恋愛対象がわたしってどういうことですか?~
そして次の日も由莉愛ちゃんは来てくれて、昨日よりさらにバージョンアップさせて、前髪をヘアピンであげさせた。

よし決めた。

姉貴のとこ連れてこう。

明日でこのクライアントとの取引が成立するはずだ。
今週末なら行けるだろう。

「由莉愛ちゃん。今週末はバイト入ってる?」

「えっと、土曜日入ってます」

「じゃぁ日曜日だな。空けといて」

「え?」
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