【完結】ホテル王の甘く過激なご要望
39 いつものワガママ
翌日、私がコンシェルジュルームに着くと、天羽オーナーから電話があった。
『至急来てくれ。』
まただ。
私は救急車では無いのだ。
このホテル内に新幹線も通ってない。
瞬間移動が出来る訳でもない。
軽くため息をつき、いつものわがままに急いでオープンロイヤルスイートに向かった。
「お呼びでしょうか?」
「お呼びだから電話したんだろ。」
可愛く無い返事が返ってきた。
「どのようなご用件で?」
「あぁ、コーヒー淹れてくんない?」
「は?」
「一度で理解しろ。
コーヒーを淹れろ。」
天羽オーナーの命令口調にうんざりしながら、私は尋ね返した。
「それでしたら、ラウンジでコーヒーをお召し上がりになれば良いのでは?」
「お・れ・は、お前が淹れたコーヒーが良いって言ってるんだよ。
分かれよ、それくらい。」
いや、分かりませんゲド!
エスパーじゃ無いし!
と思いつつも、かしこまりました、と言ってキッチンに向かった。
コーヒーを淹れ、ついでにパンケーキを焼いた。
綺麗に皿に盛り、飾り付けて、天羽オーナーに差し出した。
「おぉ、腹減ってたんだよ!
これが、コンシェルジュの心を読む、か!」
「まさに。」
私は手を前に組み、ピシリと答える。
「あのさ…」
「はい?」
パンケーキに問題でもあったのだろうか?
と、思っていると…
「…お前ストッキング伝線してるぞ?」
天羽オーナーは指摘する。
「えっ…!?」
私は足元を見る。
本当だ!
ふくらはぎの所が!
と、天羽オーナーが私の方にやってきた。
「え?」
「脱がせてやるよ。」
舌なめずりしながら言う、天羽オーナーに、私は言う。
「いえ、結構です!」
と言った時には、私はソファに押し倒されていた。
天羽オーナーは私のスカートを捲し上げる。
「キャァァァぁぁぁあ!
何するんですか!!!」
「ん?
ストッキング脱がせてるんだよ。」
「だから、結構です!
自分でできますから!!!」
と言った瞬間、靴を脱がされ、ストッキングをずり下ろされた。
さらに、生足を天羽オーナーの舌が這う。
「色…白いな…」
「い、嫌ぁぁぁぁ!
気持ち悪いっっ!」
「気持ち良いの間違いだろ?」
ニヤリと笑って言う天羽オーナー。
天羽オーナーの舌が太ももに上がってきた時、私はつい天羽オーナーを蹴り飛ばした。
天羽オーナーはソファから落ちて、床に尻餅つく。
「イッテェェェェ!
お前、俺はお客様だぞ!」
「お客様なら、コンシェルジュにセクハラやめてください!!!」
私は半泣きでオープンロイヤルスイートルームから走って逃げたのだった。
『至急来てくれ。』
まただ。
私は救急車では無いのだ。
このホテル内に新幹線も通ってない。
瞬間移動が出来る訳でもない。
軽くため息をつき、いつものわがままに急いでオープンロイヤルスイートに向かった。
「お呼びでしょうか?」
「お呼びだから電話したんだろ。」
可愛く無い返事が返ってきた。
「どのようなご用件で?」
「あぁ、コーヒー淹れてくんない?」
「は?」
「一度で理解しろ。
コーヒーを淹れろ。」
天羽オーナーの命令口調にうんざりしながら、私は尋ね返した。
「それでしたら、ラウンジでコーヒーをお召し上がりになれば良いのでは?」
「お・れ・は、お前が淹れたコーヒーが良いって言ってるんだよ。
分かれよ、それくらい。」
いや、分かりませんゲド!
エスパーじゃ無いし!
と思いつつも、かしこまりました、と言ってキッチンに向かった。
コーヒーを淹れ、ついでにパンケーキを焼いた。
綺麗に皿に盛り、飾り付けて、天羽オーナーに差し出した。
「おぉ、腹減ってたんだよ!
これが、コンシェルジュの心を読む、か!」
「まさに。」
私は手を前に組み、ピシリと答える。
「あのさ…」
「はい?」
パンケーキに問題でもあったのだろうか?
と、思っていると…
「…お前ストッキング伝線してるぞ?」
天羽オーナーは指摘する。
「えっ…!?」
私は足元を見る。
本当だ!
ふくらはぎの所が!
と、天羽オーナーが私の方にやってきた。
「え?」
「脱がせてやるよ。」
舌なめずりしながら言う、天羽オーナーに、私は言う。
「いえ、結構です!」
と言った時には、私はソファに押し倒されていた。
天羽オーナーは私のスカートを捲し上げる。
「キャァァァぁぁぁあ!
何するんですか!!!」
「ん?
ストッキング脱がせてるんだよ。」
「だから、結構です!
自分でできますから!!!」
と言った瞬間、靴を脱がされ、ストッキングをずり下ろされた。
さらに、生足を天羽オーナーの舌が這う。
「色…白いな…」
「い、嫌ぁぁぁぁ!
気持ち悪いっっ!」
「気持ち良いの間違いだろ?」
ニヤリと笑って言う天羽オーナー。
天羽オーナーの舌が太ももに上がってきた時、私はつい天羽オーナーを蹴り飛ばした。
天羽オーナーはソファから落ちて、床に尻餅つく。
「イッテェェェェ!
お前、俺はお客様だぞ!」
「お客様なら、コンシェルジュにセクハラやめてください!!!」
私は半泣きでオープンロイヤルスイートルームから走って逃げたのだった。