【完結】ホテル王の甘く過激なご要望
43 徹夜の成果
次の日、天羽オーナーからあくび混じりのご命令が来た。
『すぐに来い…
ふぁぁぁ…』
またか、と、専用のエレベーターに乗り、オープンスイートルームに向かった。
扉を開けると、天羽オーナーがジャージ姿でWiiのリモコンを握りしめていた。
「勝負だっ!
琴宮っ!」
天羽オーナーは私を指さして言う。
「はぁ…
目が充血されていますよ…?」
私は言う。
もしかして、昨日からずっと…?
「俺の目が充血してたら何だというんだ!?
勝負するのか、しないのか!?」
天羽オーナーは変なテンションでそう詰め寄ってくる。
「分かりましたよ…
すれば良いんでしょ…」
私は呆れ果てて言う。
そして、5回勝負の結果、天羽オーナーは見事に私に勝った。
はぁぁぁあ…
ため息しか出ない…
こんな事にこだわり続けるなんて、幼稚すぎる。
「お、お、俺の勝ちのようだな…!?」
「みたいですね。」
私は言う。
「お、お前、アレだ…」
「アレじゃ分かりません。」
「なっ、なんでも俺の言うことを聞くって言ったよな!?」
「はぁ、まぁ…
常識の範囲内で…」
私は答える。
「じゃ、お前、俺と付き合え。」
「は?
付き合うって、ちょっとそこまで、とか…」
「ちげぇよ!
俺の女になれって言ってるんだよ!」
天羽オーナーは言う。
まさか、そんな事を本気で言っているのだろうか?
Wiiのゲームで???
「それは、お受けしかねます。」
私は両手を前で揃えてピシャリと言った。
「なぜだ!?
何でもいう事を聞くって言っただろ!?」
天羽オーナーは言う。
これでは、まるで子供のダダだ。
「まず、1に、常識から外れています。
そして、2に、男女として付き合う事は気持ちが大切です。賭け事になどで決めることではありません。
第3に、お付き合いはご遠慮致します。天羽オーナーは私のことを好きではありませんし、私もそうです。」
私は姿勢正しくそう言った。
「ズルいぞ!
よく分からんが、じゃあ、何でも言うことを聞く、の意味がないだろう!!!」
天羽オーナーは血管を浮き出して言う。
まぁ、それもそうである。
それはまさに正論というやつだ。
「では、他の案なら聞きますよ。」
私は仕方なしに言った。
「じゃ、じゃ、じゃあ!
俺に…
キスしろ…」
はぁ!?
What!?
なぜ、そうなる!?
「い、い、いやですよ!」
私は後退りながら言う。
しかし、すでに天羽オーナーは私を壁ドンしている。
「何でだよっ!?」
「第1に…」
「そんなの聞いてねーよ!」
天羽オーナーはそう言って私の顎を持ち上げると、強引にキスをした。
『すぐに来い…
ふぁぁぁ…』
またか、と、専用のエレベーターに乗り、オープンスイートルームに向かった。
扉を開けると、天羽オーナーがジャージ姿でWiiのリモコンを握りしめていた。
「勝負だっ!
琴宮っ!」
天羽オーナーは私を指さして言う。
「はぁ…
目が充血されていますよ…?」
私は言う。
もしかして、昨日からずっと…?
「俺の目が充血してたら何だというんだ!?
勝負するのか、しないのか!?」
天羽オーナーは変なテンションでそう詰め寄ってくる。
「分かりましたよ…
すれば良いんでしょ…」
私は呆れ果てて言う。
そして、5回勝負の結果、天羽オーナーは見事に私に勝った。
はぁぁぁあ…
ため息しか出ない…
こんな事にこだわり続けるなんて、幼稚すぎる。
「お、お、俺の勝ちのようだな…!?」
「みたいですね。」
私は言う。
「お、お前、アレだ…」
「アレじゃ分かりません。」
「なっ、なんでも俺の言うことを聞くって言ったよな!?」
「はぁ、まぁ…
常識の範囲内で…」
私は答える。
「じゃ、お前、俺と付き合え。」
「は?
付き合うって、ちょっとそこまで、とか…」
「ちげぇよ!
俺の女になれって言ってるんだよ!」
天羽オーナーは言う。
まさか、そんな事を本気で言っているのだろうか?
Wiiのゲームで???
「それは、お受けしかねます。」
私は両手を前で揃えてピシャリと言った。
「なぜだ!?
何でもいう事を聞くって言っただろ!?」
天羽オーナーは言う。
これでは、まるで子供のダダだ。
「まず、1に、常識から外れています。
そして、2に、男女として付き合う事は気持ちが大切です。賭け事になどで決めることではありません。
第3に、お付き合いはご遠慮致します。天羽オーナーは私のことを好きではありませんし、私もそうです。」
私は姿勢正しくそう言った。
「ズルいぞ!
よく分からんが、じゃあ、何でも言うことを聞く、の意味がないだろう!!!」
天羽オーナーは血管を浮き出して言う。
まぁ、それもそうである。
それはまさに正論というやつだ。
「では、他の案なら聞きますよ。」
私は仕方なしに言った。
「じゃ、じゃ、じゃあ!
俺に…
キスしろ…」
はぁ!?
What!?
なぜ、そうなる!?
「い、い、いやですよ!」
私は後退りながら言う。
しかし、すでに天羽オーナーは私を壁ドンしている。
「何でだよっ!?」
「第1に…」
「そんなの聞いてねーよ!」
天羽オーナーはそう言って私の顎を持ち上げると、強引にキスをした。