逃げた私を彼は掴んで離さない

「えー!俺、きのこ派なのに」

「じゃあ、返して」

「いや、美味しくいただきます」

「はい。」


どうにか私と彼を繋ぐ会話が途切れて良かった。


というか、なんでここにいるの?!

どういうこと?!理解できない!

なんていう名前の汗か分からないけど、汗がすごい

あと、90分黙っておけばいいだけ。

大丈夫

寝ていようと、思っていたけど寝れる訳もなく、

右側からの視線を無視し続け、先生の話を右から左に流す。
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