最高難易度攻略対象者の溺愛お約束ルートに変更希望です!~恋愛下手過ぎて手伝ってもらうことになった転生ヒロインですが、色々と大変で誰か助けて欲しい~
そうしておいて、誕生日に告白された方が、嬉しいかもしれないと。
ジョヴァンニはレオナルドが私のことをきっと好きなのだと言っていたけれど、今だって自分まで嬉しそうな顔をしているだけで、やきもちを妬いているような素振りもない。
なんだか寂しいとは思ってしまうけれど、それもなんだかおかしな話だった。
本当はここで私が『本当はレオナルド先輩が好きなんです』と言えれば、すべて解決してしまえる。
ううん。そもそも、レオナルドが好きになった時点で、それが出来ていたとしたら……?
「ジョヴァンニとは、何を話したんだ?」
「え? あっ……そうですね。ジョヴァンニ先輩は、レオナルド先輩と仲が良いと言っていました」
考え事をしていた私は不意に聞かれて、慌ててしまった。
確か、そう言って居た。
けど、その他の事でレオナルド自身に話せるような内容がなく、私は内心冷や汗をかいていた。
ジョヴァンニにはレオナルドの恋を、応援してもらえるようになりました……! って?
本当に、よくわからない。
ジョヴァンニはレオナルドが私のことをきっと好きなのだと言っていたけれど、今だって自分まで嬉しそうな顔をしているだけで、やきもちを妬いているような素振りもない。
なんだか寂しいとは思ってしまうけれど、それもなんだかおかしな話だった。
本当はここで私が『本当はレオナルド先輩が好きなんです』と言えれば、すべて解決してしまえる。
ううん。そもそも、レオナルドが好きになった時点で、それが出来ていたとしたら……?
「ジョヴァンニとは、何を話したんだ?」
「え? あっ……そうですね。ジョヴァンニ先輩は、レオナルド先輩と仲が良いと言っていました」
考え事をしていた私は不意に聞かれて、慌ててしまった。
確か、そう言って居た。
けど、その他の事でレオナルド自身に話せるような内容がなく、私は内心冷や汗をかいていた。
ジョヴァンニにはレオナルドの恋を、応援してもらえるようになりました……! って?
本当に、よくわからない。