美貌の公爵令嬢フェリシアは騎士様が好き
 ソフィアが部屋を出て行くと、フェリシアは落ち着いたのか、アランの腕を抱きしめて静かになった。

「フェリシア様、本当に良いのですか?結婚相手が俺なんかで……」
「私はアラン様以外の方とは結婚致しません。」
「すごく嬉しいです。」
「アラン様、大好きです。」
「ずっとお守りします。フェリシア様。」

 フェリシアがとても可愛らしいことは変わりないが、フェリシアの顔を見つめても、もう息が詰まることはない。アランはフェリシアをそっと抱き寄せた。
< 36 / 36 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

公開作品はありません

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop