【完結】アシュリンと魔法の絵本
アシュリンとリーリクル。 3話
「せっかくだし、泳ごうよ! ボートでも遊びたい!」
「ならやっぱり水着が必要ねぇ。メイソンさん、まだご飯には早いから、ラルフくんの水着を買ってきてくれる?」
「ああ、もちろん。さ、行こうかラルフくん」
「え、あの……」
椅子から立ち上がり、メイソンはラルフに声をかける。
ぽかんとしていたラルフは慌てて立ち上がり、スタスタと歩いていくメイソンのあとを追った。ルプトゥムもそれに気付いて、ラルフについていくようだ。
「それじゃあ、アシュリン。二人が帰ってくるまで、お料理をしようか」
「はーい!」
こうしてメイソンとラルフは水着を買いに、ロッティとアシュリンは料理をすることになった。
「なにを作るの?」
「そうねぇ……。せっかくだから、じっくり煮るポトフにしましょうか」
「ポトフ!」
「アシュリンにも手伝ってもらうからねぇ」
ロッティはのんびりとした口調でキッチンまで移動して、ポトフに必要なものを取り出していく。
豚肩ロースのかたまり、ジャガイモ、ニンジン、キャベツ、マッシュルームなどを取り出し、ハーブも用意した。
「ラルフくんはどのくらい食べるかしらね?」
「うーん、わかんないけど……わたしよりは食べるかも!」
「十二歳だっけ? たくさん食べて大きくなってほしいねぇ」
「ならやっぱり水着が必要ねぇ。メイソンさん、まだご飯には早いから、ラルフくんの水着を買ってきてくれる?」
「ああ、もちろん。さ、行こうかラルフくん」
「え、あの……」
椅子から立ち上がり、メイソンはラルフに声をかける。
ぽかんとしていたラルフは慌てて立ち上がり、スタスタと歩いていくメイソンのあとを追った。ルプトゥムもそれに気付いて、ラルフについていくようだ。
「それじゃあ、アシュリン。二人が帰ってくるまで、お料理をしようか」
「はーい!」
こうしてメイソンとラルフは水着を買いに、ロッティとアシュリンは料理をすることになった。
「なにを作るの?」
「そうねぇ……。せっかくだから、じっくり煮るポトフにしましょうか」
「ポトフ!」
「アシュリンにも手伝ってもらうからねぇ」
ロッティはのんびりとした口調でキッチンまで移動して、ポトフに必要なものを取り出していく。
豚肩ロースのかたまり、ジャガイモ、ニンジン、キャベツ、マッシュルームなどを取り出し、ハーブも用意した。
「ラルフくんはどのくらい食べるかしらね?」
「うーん、わかんないけど……わたしよりは食べるかも!」
「十二歳だっけ? たくさん食べて大きくなってほしいねぇ」