【完結】アシュリンと魔法の絵本
アシュリンと空の道。
「それじゃ、空の道でリーリクルまで向かおう!」
「そうだね」
ほうきにまたがり、ぎゅっと握る。ラルフもほうきを取り出してまたがり、ひゅんっと音を立てて空の道へ向かう。
アシュリンもラルフを追いかけるように空を飛ぶ。
良い天気だから、見晴らしも良くて思わず笑顔を浮かべてしまう。
「いい天気ー!」
空気も澄んでいて、アシュリンは思わず大きく空気を吸い込んだ。
「空の道は……こっちだね!」
リーリクルに行く空の道を選び、ラルフの姿を探す。彼はアシュリンのことを待っていたようで、分かれ道で待っていてくれた。ルプトゥムも一緒に。
「この道を真っ直ぐ進めば、リーリクルはすぐだよ!」
「そうなんだ。じゃあ、早速行こうか」
「うん!」
分かれ道には小さな箱が置いてあり、その箱に手を入れて「リーリクルに行きます」とつぶやくと、手首にシュルンと赤いひもが巻き付く。
これは空の道を使うために必要なもので、必ず小さな箱に手を入れないといけない。
ラルフも箱に手を入れて、赤いひもを巻き付けた。
「おじいちゃんたちに会ったら、どんなことを話そうかなぁ」
「いろんなお話ができるね、お土産話、たくさんでしょ?」
「……あっ、お星さまでおどろかせるのも良いかも!」
良いことを思いついた! とばかりに目を輝かせるアシュリンに、ラルフはくすりと口角を上げてルプトゥムを呼ぶ。
「そうだね」
ほうきにまたがり、ぎゅっと握る。ラルフもほうきを取り出してまたがり、ひゅんっと音を立てて空の道へ向かう。
アシュリンもラルフを追いかけるように空を飛ぶ。
良い天気だから、見晴らしも良くて思わず笑顔を浮かべてしまう。
「いい天気ー!」
空気も澄んでいて、アシュリンは思わず大きく空気を吸い込んだ。
「空の道は……こっちだね!」
リーリクルに行く空の道を選び、ラルフの姿を探す。彼はアシュリンのことを待っていたようで、分かれ道で待っていてくれた。ルプトゥムも一緒に。
「この道を真っ直ぐ進めば、リーリクルはすぐだよ!」
「そうなんだ。じゃあ、早速行こうか」
「うん!」
分かれ道には小さな箱が置いてあり、その箱に手を入れて「リーリクルに行きます」とつぶやくと、手首にシュルンと赤いひもが巻き付く。
これは空の道を使うために必要なもので、必ず小さな箱に手を入れないといけない。
ラルフも箱に手を入れて、赤いひもを巻き付けた。
「おじいちゃんたちに会ったら、どんなことを話そうかなぁ」
「いろんなお話ができるね、お土産話、たくさんでしょ?」
「……あっ、お星さまでおどろかせるのも良いかも!」
良いことを思いついた! とばかりに目を輝かせるアシュリンに、ラルフはくすりと口角を上げてルプトゥムを呼ぶ。