お見合いから始まる冷徹社長からの甘い執愛 〜政略結婚なのに毎日熱烈に追いかけられてます〜
「私も二人きりになれて嬉しいです。知紗と市岡さんだって、きっと今頃話し合いが終わってイチャイチャしてると思いますよ……っきゃあ!」
瑞希がはにかみながらそう言うと、康弘が瑞希を抱き上げ膝の上に座らせた。突然向かい合うように跨らせられて、思わず体が逃げてしまうが強く抱き締められているのでおりられない。
瑞希が戸惑っていると、彼は秋波たっぷりの目で瑞希を見つめながら頬に触れ、その手を唇へと滑らせた。
「では俺たちもイチャイチャしましょうか。今から俺だけを見てください」
「はい」
こくんと頷くと、「いい子だ」とキスをしてくれる。優しく包み込んでくれる腕の温かさが心地良くて、瑞希は目を閉じて身を委ねた。
「ん……っ」
重なっては離れて、また重なり合う。徐々に激しさを増すキスに瑞希が溺れそうになった時、名残惜しげに唇が離れていく。
「瑞希。そろそろお弁当を食べないと時間がなくなりますよ。いいんですか?」
(そ、そんな目で見ないで……ここ会社なのに……)
これ以上は駄目だと言っているはずの彼の目がとても熱い。まるで食べられてしまいそうな彼の熱い眼差しに瑞希は目が離せなかった。
会社じゃなかったらこの衝動に身を任せて彼とのキスに溺れていられたのに……。そんなことを考えながら、康弘に抱きついたままジッとしていると、彼が瑞希の太ももをさする。
「続きは帰ってから家でしましょうか?」
「は、はい……ぁ、駄目っ」
「駄目って、どっちが? さわること? それともやめること?」
彼の意地悪な声が鼓膜を揺らす。彼が触れた唇も、太ももも、熱い。康弘は体を震わせる瑞希を楽しそうに眺めながら、服を乱していった。スカートを捲りあげ、シャツのボタンがいくつか外される。
瑞希がはにかみながらそう言うと、康弘が瑞希を抱き上げ膝の上に座らせた。突然向かい合うように跨らせられて、思わず体が逃げてしまうが強く抱き締められているのでおりられない。
瑞希が戸惑っていると、彼は秋波たっぷりの目で瑞希を見つめながら頬に触れ、その手を唇へと滑らせた。
「では俺たちもイチャイチャしましょうか。今から俺だけを見てください」
「はい」
こくんと頷くと、「いい子だ」とキスをしてくれる。優しく包み込んでくれる腕の温かさが心地良くて、瑞希は目を閉じて身を委ねた。
「ん……っ」
重なっては離れて、また重なり合う。徐々に激しさを増すキスに瑞希が溺れそうになった時、名残惜しげに唇が離れていく。
「瑞希。そろそろお弁当を食べないと時間がなくなりますよ。いいんですか?」
(そ、そんな目で見ないで……ここ会社なのに……)
これ以上は駄目だと言っているはずの彼の目がとても熱い。まるで食べられてしまいそうな彼の熱い眼差しに瑞希は目が離せなかった。
会社じゃなかったらこの衝動に身を任せて彼とのキスに溺れていられたのに……。そんなことを考えながら、康弘に抱きついたままジッとしていると、彼が瑞希の太ももをさする。
「続きは帰ってから家でしましょうか?」
「は、はい……ぁ、駄目っ」
「駄目って、どっちが? さわること? それともやめること?」
彼の意地悪な声が鼓膜を揺らす。彼が触れた唇も、太ももも、熱い。康弘は体を震わせる瑞希を楽しそうに眺めながら、服を乱していった。スカートを捲りあげ、シャツのボタンがいくつか外される。