大嫌いな幼馴染と婚約!?〜断ろうと思っていたのに彼の謝罪と溺愛に搦めとられました〜
「ちゃんと償ってもらわなきゃならないんだから、やりすぎは駄目ですよ。毒薬をかけた私が言えたことじゃありませんが……」
「そうだな、ごめん。でも侑奈に危害を加えられたと思ったら怒りを抑えられなかったんだ。でも状況が状況なだけに傷害事件とかにはならなかったよ」
そう言う隆文を見て、彼に一線を越えさせないためにも、これからはもっと気をつけようと心の中で誓った。
(きっと警察にも玲子さんたちにもめちゃくちゃ怒られただろうし、私から言い過ぎるのはやめときましょう)
「それより教授が起こした件についてはどうなりました? 罪を明らかにできましたか?」
「うん、侑奈があいつとの会話を録音しておいてくれたおかげでね」
隆文はこの一件で篠原が起こした事件だけじゃなく彼のバックにいる奴らもまとめて罪に問えそうだと言った。
「良かった……」
「本当によくやってくれたよ。侑奈が機転をきかして録音していてくれなかったら、ここまでスムーズじゃなかったと思う。ありがとう」
えらいえらいと褒めてくれる隆文にすり寄ると、隆文が「だが……」と侑奈の肩を掴んだ。
(へ?)
キョトンとすると、額をペシッと叩かれる。
「そうだな、ごめん。でも侑奈に危害を加えられたと思ったら怒りを抑えられなかったんだ。でも状況が状況なだけに傷害事件とかにはならなかったよ」
そう言う隆文を見て、彼に一線を越えさせないためにも、これからはもっと気をつけようと心の中で誓った。
(きっと警察にも玲子さんたちにもめちゃくちゃ怒られただろうし、私から言い過ぎるのはやめときましょう)
「それより教授が起こした件についてはどうなりました? 罪を明らかにできましたか?」
「うん、侑奈があいつとの会話を録音しておいてくれたおかげでね」
隆文はこの一件で篠原が起こした事件だけじゃなく彼のバックにいる奴らもまとめて罪に問えそうだと言った。
「良かった……」
「本当によくやってくれたよ。侑奈が機転をきかして録音していてくれなかったら、ここまでスムーズじゃなかったと思う。ありがとう」
えらいえらいと褒めてくれる隆文にすり寄ると、隆文が「だが……」と侑奈の肩を掴んだ。
(へ?)
キョトンとすると、額をペシッと叩かれる。