大嫌いな幼馴染と婚約!?〜断ろうと思っていたのに彼の謝罪と溺愛に搦めとられました〜
「ちょっと、くすぐったいです……」
「俺たち付き合おうか」
「は……い?」
急な提案に目が点になる。侑奈が固まっていると、また唇が重ねられて何度も啄むようなキスをしてきた。
「そもそも試すならまずそこからだろ。初心者が体からスタートさせるなよ」
「んっ……っふ、ぁ」
返事をしようとしたのに唇の隙間からまた舌が入ってきて、口の中をぐるりと舐め回された。歯や歯の裏を舐められ、上顎を舌の先でなぞるように舐められると息が上がってしまう。
(どうしよう……隆文とのキス気持ちいい……)
「ん……ふぁっ、あ、んぅ」
舌のつけ根からツーっと舐められ搦めとられて、体が震える。
隆文とキスをしていると、頭がうまく働いてくれない気がする。侑奈が彼の服を弱々しく掴むと、唇をひと舐めして緩慢な動きで離れていった。
「今は婚約とか結婚とか考えなくていいから、まず付き合ってみようか? それに付き合ってるなら、侑奈がキスしようって言ってきても叱らなくていいわけだし」
「ひゃっ……」
解放されてハァハァと荒い息を繰り返す侑奈の背中を優しくさすってきたかと思うと、次は耳たぶにキスされた。鼓膜に響くリップ音と、隆文の唇の感触に、カァッと体温が上がる。
「こうして触れ合ったり、デートしたり、恋人として過ごしてみたほうが、結婚後のイメージもつきやすいだろ?」
「や……それ、いやぁっ」
「へぇ、侑奈。耳弱いんだ?」
彼は楽しそうに笑いながら、舌で耳の縁をなぞり、耳の中に差し込んできた。彼の吐息と耳の中に響く水音に頭がおかしくなりそうだ。
(話すのか……キスするのか、どっちかにして……)
「やだっ……耳にキスしないでっ……」
彼から逃げようと捥がいた途端、耳たぶを甘噛みされて体が分かりやすく跳ねる。くつくつと笑う彼の膝の上から息も絶え絶えにおりた。
「俺たち付き合おうか」
「は……い?」
急な提案に目が点になる。侑奈が固まっていると、また唇が重ねられて何度も啄むようなキスをしてきた。
「そもそも試すならまずそこからだろ。初心者が体からスタートさせるなよ」
「んっ……っふ、ぁ」
返事をしようとしたのに唇の隙間からまた舌が入ってきて、口の中をぐるりと舐め回された。歯や歯の裏を舐められ、上顎を舌の先でなぞるように舐められると息が上がってしまう。
(どうしよう……隆文とのキス気持ちいい……)
「ん……ふぁっ、あ、んぅ」
舌のつけ根からツーっと舐められ搦めとられて、体が震える。
隆文とキスをしていると、頭がうまく働いてくれない気がする。侑奈が彼の服を弱々しく掴むと、唇をひと舐めして緩慢な動きで離れていった。
「今は婚約とか結婚とか考えなくていいから、まず付き合ってみようか? それに付き合ってるなら、侑奈がキスしようって言ってきても叱らなくていいわけだし」
「ひゃっ……」
解放されてハァハァと荒い息を繰り返す侑奈の背中を優しくさすってきたかと思うと、次は耳たぶにキスされた。鼓膜に響くリップ音と、隆文の唇の感触に、カァッと体温が上がる。
「こうして触れ合ったり、デートしたり、恋人として過ごしてみたほうが、結婚後のイメージもつきやすいだろ?」
「や……それ、いやぁっ」
「へぇ、侑奈。耳弱いんだ?」
彼は楽しそうに笑いながら、舌で耳の縁をなぞり、耳の中に差し込んできた。彼の吐息と耳の中に響く水音に頭がおかしくなりそうだ。
(話すのか……キスするのか、どっちかにして……)
「やだっ……耳にキスしないでっ……」
彼から逃げようと捥がいた途端、耳たぶを甘噛みされて体が分かりやすく跳ねる。くつくつと笑う彼の膝の上から息も絶え絶えにおりた。