大嫌いな幼馴染と婚約!?〜断ろうと思っていたのに彼の謝罪と溺愛に搦めとられました〜
「っ!?」
「ああ、本当に美味いな」
「~~~~っ、い、今ので、何が分かるというんですかっ」
顔を真っ赤にして震えると隆文が「分かるさ」と言ってなぜか隣にくる。彼は個室なのをいいことに侑奈を膝に乗せ、また唇を合わせてきた。
「やっ……待っ、んぅ」
とても食事中にするとは思えない深いキスに目を大きく見開く。やめさせたかったが、侑奈が逃げようとしても彼は腰をがっしりとホールドして、奥に引っ込めた侑奈の舌を容易く捕まえ吸い上げる。
「待っ、待って……隆文、駄目だってば」
「ちょっとくらいいいだろ」
「よくないわよ。さっきまた色々注文しちゃったし……お店の人が持ってきたとき、びっくりしちゃうでしょ」
何度もキスの雨を降らせながら侑奈のお尻を撫でている隆文の手を叩く。彼が手を離した隙に侑奈は立ち上がった。
「それに店内で不埒なことをしたら、お友達にも怒られるわよ」
「怒られないよ」
「怒られるわよ。隆文ったら、すぐ調子に乗るんだから……。そういうところは嫌い」
「ごめん。侑奈が可愛くて、いつも我慢できなくなるんだ」
「……馬鹿。私、お手洗い行ってくるから」
嫌いと言われて途端にしゅんとなる隆文にふんと顔を背け、侑奈は手洗いに行った。
(もう。二人きりになるとすぐイチャイチャしたがるんだから……)
侑奈だって、ここが家なら拒んだりしない。だが、いくら個室でも飲食店でそれは駄目だ。
(私だってキスするの好きなのに……。ばかふみ、場所は選びなさいよ)
トイレ後なんとなくすぐに隆文のもとに戻る気になれず、侑奈は店の廊下をとぼとぼ歩いてた。すると、誰かに肩を叩かれる。
「ああ、本当に美味いな」
「~~~~っ、い、今ので、何が分かるというんですかっ」
顔を真っ赤にして震えると隆文が「分かるさ」と言ってなぜか隣にくる。彼は個室なのをいいことに侑奈を膝に乗せ、また唇を合わせてきた。
「やっ……待っ、んぅ」
とても食事中にするとは思えない深いキスに目を大きく見開く。やめさせたかったが、侑奈が逃げようとしても彼は腰をがっしりとホールドして、奥に引っ込めた侑奈の舌を容易く捕まえ吸い上げる。
「待っ、待って……隆文、駄目だってば」
「ちょっとくらいいいだろ」
「よくないわよ。さっきまた色々注文しちゃったし……お店の人が持ってきたとき、びっくりしちゃうでしょ」
何度もキスの雨を降らせながら侑奈のお尻を撫でている隆文の手を叩く。彼が手を離した隙に侑奈は立ち上がった。
「それに店内で不埒なことをしたら、お友達にも怒られるわよ」
「怒られないよ」
「怒られるわよ。隆文ったら、すぐ調子に乗るんだから……。そういうところは嫌い」
「ごめん。侑奈が可愛くて、いつも我慢できなくなるんだ」
「……馬鹿。私、お手洗い行ってくるから」
嫌いと言われて途端にしゅんとなる隆文にふんと顔を背け、侑奈は手洗いに行った。
(もう。二人きりになるとすぐイチャイチャしたがるんだから……)
侑奈だって、ここが家なら拒んだりしない。だが、いくら個室でも飲食店でそれは駄目だ。
(私だってキスするの好きなのに……。ばかふみ、場所は選びなさいよ)
トイレ後なんとなくすぐに隆文のもとに戻る気になれず、侑奈は店の廊下をとぼとぼ歩いてた。すると、誰かに肩を叩かれる。