白くて甘い
始まり

1️⃣

1平凡な日常

山本 ゆか(21) 好きな食べ物はグラタン
彼氏は居ない 三人兄弟の長女 性格は物静かなタイプ
要はインキャ。
実家暮らしのフリーター(無職)
今日は3月16日私の生まれた日今日で21歳
またつまらない1年の始まり。


母親『ゆ〜ちゃん!もうお昼だよ!下におりてきなさーい!』

ゆか『(めんどくさいな)』

母親『おはよ、誕生日おめでとう、』

ゆか『ありがと、』

母親『それでね?仕事みつかりそう?』

ゆか『だから、、今探してるって』

定期的にされるこの質問
正直ネットのアルバイト募集を眺めてるだけ
どれも続かなそうだから応募すらしてない。
お金もないし仕事はしたいんだけど、

母親『そぅ、それならいんだけどね、来月からスマホ代と生活費入れてもらうことにしたからよろしくね!』

ゆか『えっ!まってよまだ見つかってもないのにいきなり?無理でしょ!』

母親『4月から、ゆうき(弟)が専門学校通うのにすごくお金がかかるのよ、頼んだよ!』

ゆか『(スマホ代が2万生活費が3万月に5万も入れなきゃいけないのか、キツすぎる)』

急いでなんとかお金を作らなきゃいけなくなった
お母さんも急すぎる、まともに仕事もしたことない私が月に5万も入れれる気がしない。

その日の夜唯一の高校時代からの友達ひなこから
LINEがきた

ひなこ『ねえねえゆかさー!今日の夜暇????』

ゆか『(また急だなぁ暇だけど)暇だよ?どうした?』

ひなこ『私奢るからさぁ飲み行かない??』

ゆか『いいよ?駅前?』

ひなこ『まじ!じゃあ21時に駅前で!よろ!』

ゆか『おっけい!』

ひなこは高校時代から派手な子でなんで私と仲良くしてくれるんだろって昔から思ってたけど
1人でいる私に最初は興味本位で近づいたらしい
今はキャバクラで働いてる

〜21時〜
ゆか『(ひなこまだついてないかな、)』

ひなこ『ゆか〜!』

ゆか『ひなこ!1ヶ月ぶり!』

ひなこ『そうじゃん!ゆか不足!そうそう居酒屋予約してるから行こ!』

ゆか『ありがと!』

ゆか・ひなこ『かんぱーい!!!!!』

ひなこ『それで?まだニート?笑』

ゆか『そうだよ〜なんかいい仕事ないのかな?親に生活費入れろって言われててさぁまじキツい笑』

ひなこ『まぁもう10代じゃないしねぇ、キャバやれば?うちの店!どお?』

ゆか『えぇ私にできるかなぁコミュ症なのに』

ひなこ『コミュ症はキツいかも笑』

ゆか『あはは、』

ひなこ『じゃあさ、コンパは?コンパニオン!』

ゆか『コンパニオン????何それ?』

ひなこ『んー出張キャバクラ?みたいな?会社の飲み会で盛り上げ係みたいな?』

ゆか『無理だよぉ〜だからコミュ症だってぇ!』

ひなこ『そかそか!笑』

〜2時間後〜

ひなこ『ゆか!酔いすぎだよ!大丈夫?』

ゆか『大丈夫!今日は家に帰りたくない気分』

ひなこ『じゃあ、朝までコース行ってみよ!!』

ゆか『ひなこ様流石です!』

ひなこ『知り合いがやってるバー行こうよ!そこなら安く飲めるし!』

ゆか『いいのぉ??』

ひなこ『まかせろ!!』

そこから私の記憶は無い飲みすぎた二日酔いだ
いつ家に帰ってきたんだろう、
(ピコン♪)
え???まって?何これ全然記憶がない、、、、
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