【完結】冷酷なハズの騎士様が、何故か私を溺愛してきます…(´・∀・)?
20 最後のご友人
ゼクス様やローナ様などの、超美貌のお客人達をお出迎えし、多少疲れていた。
というより、妙な疲れ方である。
だるく熱を持っているような…?
風邪かしら?
私はその日昼近くまで眠っていた。
ふと、目を覚ますと、レイゼン様が傍の白い木のテーブル席に座っていた。
「レイゼン様…」
「気にするな。
寝ておれ。
ゼクスもローナも強い魔力を持っている。
その瘴気に当てられたのだろう…」
レイゼン様はおっしゃる。
「いえ、起きますわ…」
私はだいぶダルさが抜けた身体を起こした。
少しふらついたが、その瞬間レイゼン様が抱き留めた。
そして、その抱き留められた、その時、身体からダルさと熱が抜けていくのがわかった。
「レイゼン様…?
何か魔法を…?」
「あぁ、ほんの回復魔法だがな。
効いたようで良かった。」
彼は答えた。
それから、レイゼン様が部屋から出ていくと、ピンクのレースのドレスに着替えて、薄く化粧をした。
今日は最後のお客様がお見えになるのだ。
寝込んでなどいられない。
馬車が近づくと、一人の青年(?)が降りてきた。
彼は髪は伸び放題で撥ねまくり、無精髭も伸び放題…
悪いが、ゼクス様やローナ様の美神ぶりと比べると、森の番人でもしてそうだ。
「よぉ!
レイゼン!
老けたなっ!
ワッハッハっ!」
彼は豪快にそう笑った。
「バルド、髪くらい切って、髭も剃れよ…
まるで、森の番人だぞ?」
レイゼン様も私が思ってたのと同じことを言う。
「なぁに!
髪と髭など、切らなくても死にはせん!!!
おっ♪
こちらが愛しの奥方か!」
「まだ、奥方では無いがな。
キャメラだ。」
レイゼン様は私を紹介すると、案の定2人で話があるとの事で、1時間ほど応接室に籠った。
というより、妙な疲れ方である。
だるく熱を持っているような…?
風邪かしら?
私はその日昼近くまで眠っていた。
ふと、目を覚ますと、レイゼン様が傍の白い木のテーブル席に座っていた。
「レイゼン様…」
「気にするな。
寝ておれ。
ゼクスもローナも強い魔力を持っている。
その瘴気に当てられたのだろう…」
レイゼン様はおっしゃる。
「いえ、起きますわ…」
私はだいぶダルさが抜けた身体を起こした。
少しふらついたが、その瞬間レイゼン様が抱き留めた。
そして、その抱き留められた、その時、身体からダルさと熱が抜けていくのがわかった。
「レイゼン様…?
何か魔法を…?」
「あぁ、ほんの回復魔法だがな。
効いたようで良かった。」
彼は答えた。
それから、レイゼン様が部屋から出ていくと、ピンクのレースのドレスに着替えて、薄く化粧をした。
今日は最後のお客様がお見えになるのだ。
寝込んでなどいられない。
馬車が近づくと、一人の青年(?)が降りてきた。
彼は髪は伸び放題で撥ねまくり、無精髭も伸び放題…
悪いが、ゼクス様やローナ様の美神ぶりと比べると、森の番人でもしてそうだ。
「よぉ!
レイゼン!
老けたなっ!
ワッハッハっ!」
彼は豪快にそう笑った。
「バルド、髪くらい切って、髭も剃れよ…
まるで、森の番人だぞ?」
レイゼン様も私が思ってたのと同じことを言う。
「なぁに!
髪と髭など、切らなくても死にはせん!!!
おっ♪
こちらが愛しの奥方か!」
「まだ、奥方では無いがな。
キャメラだ。」
レイゼン様は私を紹介すると、案の定2人で話があるとの事で、1時間ほど応接室に籠った。